申込書

2017年度

2016年度

2015年度

2014年度


2013年度

2012年度

2011年度

2010年度

2009年度

2008年度

2007年度

2006年度

2005年度

2004年度
   JWTC  2009年度 ディスティネーションセミナー
テーマ:

ディスティネーションセミナー  ~モンゴルの夕べ~

開催日時: 平成21年12月11日(金)
会 場: 青山「アーリーズ・テラス」
参加者: 会員23名、ビジター6名

 今回は、会員でもあるモンゴル旅行ジャパンのアリウナー・トゥムルバータルさんによるモンゴル紹介のセミナーと、馬頭琴演奏家のA.バトエルデネさんによる演奏鑑賞プログラムが行われました。

 セミナーでは、中国とロシアの間にあるモンゴルの「白い冬」と「青い夏」を持つ草原が中心となる生活を服装、ゲル、お料理等を通して映像で紹介していただきました。訪れる際は、ツーリストゲルでの宿泊体験や、乗馬体験はもちろん、国立オペラハウスでのオペラやバレエの鑑賞もお勧めだそうです。ショッピングではなんと言っても、100%カシミヤの製品です!

 続いて、4歳から始め、モンゴル国立芸術大学院を経て、現在は日本で演奏活動をされているバトエルデネさんの馬頭琴の演奏です。馬頭琴はその名のとおり楽器の棹に馬の頭が付いた白樺製の弦楽器を、馬の尻尾を使った弓で弾きます。哀愁のある音色ですが、草原では響き渡るのでしょう。曲の中でもラクダや馬の鳴き声が表現され、動物と身近な自然いっぱいのモンゴルの生活を思い浮かべることができました。

 かわいいラクダのぬいぐるみのプレゼントまでしていただき、満喫した気分でしたが、ぜひ本当のモンゴルの風に当たってみたいです。
                                                      田中恵理 京王電鉄

   JWTC名古屋支部 第三回勉強会
テーマ: ディスティネーションセミナー「マカオ」
開催日時: 平成21年12月2日(水) 11:40~14:00
会 場: キャッスルプラザホテル(名古屋市中村区名駅4丁目3番25号)
講 師:

中華人民共和国マカオと区別行政区観光局
日本地区マーケティング レプレゼンタティブ  府川 尚弘氏

参加者: 会員10名

 マカオ観光局は世界20ヶ国に事務所を設置し、全てマーケティング委託契約会社に業務とマーケティングを委託しています。1~2年毎にプレゼンをして契約をするレップ制度のもと12年間活動をされている日本地区マーケティングリゼンタティブ府川さんにお話を伺いました。

 従来、マカオは香港からの日帰りのイメージがありましたが、現在の渡航動向と近年開発の著しいマカオの現状をお聞きし、個人団体共に需要の見込めるデスティネーションであるということを認識しました。日本人のマカオへの渡航者数は、2000年は香港・マカオのコースで15万人、2008年はマカオステイを打ち出し36万人となった。昨年のマカオへの全渡航者数2300万人の内、最も多いのが中国・香港・台湾という大中華圏と言われる国からで、全体の87%を占めている。日本はマレーシアに次いで4番目となり、次いでフィリピン、韓国と新興国からの渡航者が増えている状況。

 マカオは、どこへ行っても車で30分以内、1日で観光ができ、犯罪発生率も日本より低く治安も良い。またセールスポイントとして、旅行スタイルに合った宿泊施設、リゾート、テーマホテル、シティ、カジノ、ポウサダ(ポルトガル風の昔ながらの宿)とニーズに応じた施設がある。 グランドハイアット、ベネチアン(サンズグループ)等の大型デラックスホテルにはスゥイートルームも多数あり、今後コタイ地区に更にシェラトン、コンラッド等の大型ホテルがオープン予定。

 日本との歴史的要因や西洋・東洋の融合による世界遺産の魅力。ポルトガル、中華、マカオ料理と多様な食文化は、食彩グルメの街としての魅力。ミシュランの三つ星が一軒、二つ星4軒あり。最近はマカオステイの3泊4日の商品が売れるようになり、ホテルクラスも5つ星に平均2.28泊する傾向。一週間滞在の商品も出てきており、アラフォー世代や富裕層、家族、リピーターを取り込んでいきたいとのこと。減少傾向の20代若者には、11ヶ所の大学と協力してマカオを若者目線で捉えたツアーを企画するなど新しい試みもしている。観光局としては、旅行会社の特性にあった戦略の提案やサポートを通じ、市場拡大を目指しているとのことでした。

                                                記:鈴木 恒子(アドバンス)


   2009年度 第2回勉強会 ホテル見学会
テーマ: シャングリ・ラ ホテル東京
開催日時: 2009年10月3日  10:30~

 今年の3月に東京に進出した最後のデラックス・ホテルとして話題の「シャングリ・ラ ホテル東京」の見学会が行われました。当日の参加者はJWTCメンバー17人とビジター3人。合計20人が2つのグループに分かれ、ウェディングチャペルやバンケットルーム、客室、レストラン、スパなどをゆっくり見学させていただきました。

 
最初に拝見したのがウェディングチャペル「ザ・パビリオン」。「ヘブンリーウェディング」をコンセプトに作られた地上27階から29階までの吹き抜けのらせん階段が印象的な、ブライダル専用フロアにチャペルがあります。ドアを開けたとたん、丸くて白い部屋が目の前に現れ、荘厳な美しさに一瞬鳥肌が立ちました。丸い部屋の中央に十字架、そして左手にはパイプオルガンとハープがしつらえてあります。美しい白いカーテンと天空からの雫をイメージした丸い華やかなシャンデリア、そして白い大理石の床に敷かれたスワロスキーのラインが煌いていました。参加メンバーの目は夢見心地。そして感嘆の声が漏れていました。

 
ウェディングチャペルの床だけでなく、例えばドアの取っ手など、バンケットフロア全体にスワロスキーがふんだんに使われ、その煌きは、まさに地上の楽園を思わせます。

 
29階のスパは「氣」がテーマ。東洋の神秘を感じさせる落ち着いた空間で、心と身体が癒される・・・・・・想像しただけで幸せな気分になります。スパはヴィジターも利用できますが、プールやトレーニングマシーンを完備したトレーニングジムは宿泊者のみに限定され、差別化によるサービスを図っています。

 
客室も桃源郷のイメージを重視した落ち着いたインテリアと設備です。バスルームとベッドルームはガラスで仕切られ、空間の広がりを演出。3つのタイプの部屋を見せていただいたメンバーから、価格、稼働率、客層(用途)、ハンディキャップ対応など、専門的なことも含め、JWTCらしいさまざまな質問が出されました。

 
客室見学後は待望の昼食会です。ホテル内の和食レストラン「なだ万」で、JWTCのために特別に用意いただいた和食コースを楽しみました。使われている器がどれもこれも素敵。もちろんお料理も、栗ご飯を含む数々の秋の味覚が本当に美味しく、参加者全員が幸せな時間を過ごしました。
                                      
パイロ エンタープライズ 三好一美


   特別勉強会
テーマ: 働く女性のための食生活について
開催日時: 2009年8月27日
講 師:

高城 順子先生(女子栄養短期大学食物栄養卒業 栄養士、料理研究家)


 NHKの今日の料理などで活躍されている高城先生から、私たちが最も関心のある「健康」「アンチエージング」「ダイエット」などのお話が聞けるという期待感でいっぱいの中で、始まりました。

 親しみやすいお人柄が出ている高城先生のお話は、一言一言が大変に分かりやすく明日からでもすぐに実行できそうだと思いました。

 今回ご出席できなかったメンバーのために講義の内容をいくつかご紹介します。まず基本的に日本人はカロリーの摂取量が多すぎ、逆に足りないのが、カルシウム。ヨーロッパではカルシウムを含む硬水を飲用していますが、日本では軟水を飲んでいること、乳製品の摂取量が少ないことが大きな理由です。女性ホルモンが減ることによって起こる骨粗そう症の予防にはカルシウムが多く含まれているじゃこ・にぼし、青菜・ホウレンソウ、豆腐などを摂ることですが、やはり乳製品が一番とのことです。

 また、重要なのは野菜の摂取、日本人は腸が長いので腸をきれいにしておくために、たくさんの食物繊維が必要です。食物繊維は肉とかお米に比べると体内にたまらないために1回1回の食事に必ず野菜を摂ることをおすすめします。ゆでる、煮る、炒める場合は片手一杯に、生野菜は両手いっぱいに、そして1種類ではなく数種類を摂るのが効果的とのこと。とはいっても、働いている私達は朝摂れなかった野菜を夕食で摂ろうとしても、一旦外に出てしまうと予定が変わったりとなかなか難しいので、まずはリコピンが多く含まれるトマトを一日一個摂るように心掛けてください。 

 そして、野菜をよく噛むことによって満腹神経が刺激されるので食べ過ぎない効果もあるそうです。また、タンパク質は若い人ほど足りていないようですが、なんともっとも摂取量が多いのが60代とのことです。ともかく大事なのは「気をつけて食べること」と「朝食を摂る事」です。カロリーを摂り過ぎたと思ったら、翌日の食事は油を使わないなどで調整すること。朝食は最低限バナナと牛乳を摂る事を努めますが、チーズ入りのパン、トマト、完全タンパク質のたまごを加えればなお良いそうです。「今日の食事が10年後の私達の身体を作る」と伺い、私達の一番大事な食生活をおろそかにしないで、いつまでも健康で若々しくいたいものだと思いました。

                                根本 恵 ホテルグランパシフィックLE DAIBA


    JWTC名古屋支部 7月勉強会
テーマ:

北京友誼賓館ひとり暮らしで考えた女性の生き方

開催日時: 平成21年7月2日(木) 11:40~14:00
会 場: キャッスルプラザホテル(名古屋市中村区名駅4丁目3番25号)
講 師: 小池 晴子氏 (元JWTC名古屋支部会員)
参加者: 会員11名 ビジター3名 計14名

 1987年JWTCの会員として、デザイン博覧会等、名古屋で活躍された小池さんは、日本観光通訳協会会員として翻訳業を営まれ、観光通訳、海外旅行旅程管者を経て1986年より東邦学園短期大学講師、国際プログラムを担当。1993年より5年間、北京連合大学旅游学院にて「日本語」と「観光学」を教えられました。

 
2006年より中国で出版されている著書「にほんごによるペキンあんない」には、中国で日本語ガイドを目指す方のバイブルのような本ですが、版権を出さない為、勝手に手直しされたり、コピーが闇に出てお困りだとか。日本でも出版されれば、とても役に立つと思うのですが、非売品。とても残念です。

 
今年2月に「中国に生きた外国人 不思議ホテル北京友誼賓館」を出版され益々、ご活躍です。(是非、皆さんにも本を読んでいただきたいと思います。)

 
講師が、中国での一人暮らしや係わった人々から得た自立した女性とは、「何かを超えて、ポリシーを持っている人である。」越えるとは、「年齢を越える。いくつになってもやりたい事をやる。国籍を越える。どこへ行っても生きていける。ジェンダーを越える。性別にかかわらない。既成概念を越える。常識にとらわれない。」である。

 
又、日本人女性の場合、3つの役割、子育て・親の看護・夫育てがある。これらを終えて平均寿命の86歳まで、どう生きるか。人生の「再生」と捉え自分がどう生きたいかを考える必要があると、問題提起されました。

 
女性の自立には様々な形があると、改めて認識しました。個人的に単身赴任で子育て中なので、共感するところが多々ございました。

 
名古屋支部のOGに大変すばらしい方がいらっしゃると知り、励まされました。足元にも及びませんが、先輩方を見習い、現役としてJWTCを盛り上げて行きたいと思います。
                                            
狩野 知保 記


  2009年度 第1回勉強会
テーマ:

夢を実現する自分に出会う方法

開催日時: 2009年6月2日
講 師:

鶴岡 秀子氏(ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社代表取締役CEO)


 「一人で20人分売り上げた」、様々な著書、講演会も支持者が多く、「伝説のホテル」ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社の代表取締役CEO・・・などの紹介があり、ご本人そのものが『伝説』の存在なのではないかしらと思いながら、なぜか百戦錬磨の女傑を思い描いての参加でした。

 当日、少し遅れて会場に入ると、スッキリとスーツを着こなした鶴岡さんが、演台に設置されたスクリーンの前を飛び回るようにして、滑舌も爽やかに、元気いっぱいに講演の真っ最中。輝く笑顔、張りのある声。そして何より、想像をはるかに超えた若い女性だったのです。しばし圧倒されるうち、ぐんぐんと彼女の話に引き込まれてゆく自分がいました。このパワーこそ、彼女が目指す目的に向かい、スパイラルの中心となって周りをも巻き込み、成功への手がかりを作ってきた原動力となっていることに気づいたのは、講演も半ばにさしかかった頃でした。

 講演中とても印象に残った話がありました。
『うさぎと亀』の話で「なぜ亀は勝ったのか」(「なぜ兎は負けたのか」ではないところがミソです。)という問いに対する答えが、「それは、亀がひたすらゴールすることをフォーカスしていたから。」という話です。目的をどこにフォーカスするかによって、その達成度、達成先が決まってくるので、フォーカスする先を間違うと、自分が期待する結果をなかなかうまく生み出すことができないばかりか、得られるべき結果からどんどん逸れていってしまうというのです。更に恐ろしいことに、頭の回転の速い人、仕事の手早い人は、間違った方向であっても誰よりも早くその結果へ到達してしまう危険性も高いとのだそうです。とてもユニークで、わかりやすく、衝撃的な解釈だったので、深く心に残りました。

 鶴岡さんは、子供のころから「起業家になる」と決めていたそうです。また、ご両親も「他人と比較するのでなく、自分軸を持って自分らしい発想をするように」と育ててくださったと彼女自身がインタビューに答えています。男女の区別なく、自分の子供の将来あるべき姿を見据えた、革新的な考え方をもったご両親のもとで育てられたからこそ、そういった発想が生まれたのでしょう。そして、その夢を実現するべく、目的に向かって正しくフォーカスして前進したからこそ現在があるとしたら、『うさぎと亀』の亀が鶴岡さんに重なって見えたのは、私だけでしょうか。

 現在手掛けておられる「伝説のホテル」については、数分の映像にまとめられており、ご自身がナレーションをしてくださいました。ホテル事業を立ち上げる当初のプレゼンで「何をしたいのか、感動を与えてほしい。」という要望に応えたもので、鶴岡さんたちが求める事業のコンセプトがよく伝わるものでした。
(伝説のホテルのホームページはこちらから http://legendhotels.jp/dream/ )
宿泊客の快適な時間と空間の創造とともに、「単なるホテル事業にとどまらない「経済性のあるリターン」と「社会性のあるリターン」を同時に達成できる事業を構築する。」(『同社ホームページ 役員紹介』より)という、もはや事業理念である鶴岡さんの夢そのものがそこに花開きつつあるのだな~と感じました。

 とにかく並の人ではないことがわかりましたから、講演を聴いて、まねして明るく前向きに振舞ってみても、全てに感謝して暮らしてみても、私は絶対に“鶴岡さん2号”にはなれないのだということを確信しながら、懇親会のワインで並の人生に乾杯をしました。
                                     近藤 多津子 エムオーツーリスト


  名古屋支部 第一回勉強会
テーマ:

志摩観光ホテルクラッシック見学

開催日時: 2009年3月8日(日)
参加者:

14名


 賢島駅にほど近い志摩観光ホテルは、昨年秋ベイスイート棟がオープンし、本館(現志摩観光ホテルクラッシック)後方荒地だった広陵の景色が大きく変わりました。到着後、定番あわびのステーキ・伊勢エビのスープなどに舌鼓。談笑に花が咲く事2時間。その後ベイスイートの見学へ。ターゲット客層はカップルです。エントランスだけでなく、各所に真珠が利用され落ち着いた雰囲気です。5階建て客室50室。最上階5階には屋上庭園があり、リアス式海岸の眺めは至福のひととき。朝日・夕日の時間が何と言ってもお勧めです。
5階にはダイニングとバー、そしてお客様が自由にご利用頂けるライブラリーラウンジを設けており、ここではセルフでお茶やお菓子、フルーツがいただけます。
4階に日本料理、2階がスパ施設。客室は2・3・4階にあり、広さは100㎡。
ロイヤルスイートは更に広く210㎡。全室海側で、志摩滞在を堪能して頂けます。

〈見学者感想〉
上質な時を過ごせるので連泊がお勧めだが、料金も贅沢なので富裕層がターゲット。ベイスイートは雑誌テレビで目にする以上に素敵です。名物「黒鮑ステーキ」は美味しさに感激。スモールサラダの丁寧な造りに老舗の伝統のよさを感じました。東京から大勢参加されてうれしかったです。

〈宿泊者感想〉
ホテルの空間も「癒し」を十分に味わえるつくりです。
                                                 
*狩野知保